合格者インタビュー 令和6年度
坂本 早百合 さん
─ガイド活動を始めたきっかけを教えてください。
私が宗像歴史観光ボランティアの会に入ったきっかけは街歩きツアーでした。3年前に街歩きツアーがあることをホームページか何かで知り、面白そうだからお客さんとして行ってみようと思い、何回か行きました。その時に宗像歴史観光ボランティアの会の方から「坂本さんガイドの会に入らんね。」と声をかけてもらったのがきっかけです。たくさん質問をしていたからかもしれません。 今は質問される側になりました。お客様がいろいろ質問してくれると嬉しいです。
─いつからガイド活動を始めましたか。
本格的にガイド始めて 3年目になります。退職して宗像歴史観光ボランティアの会の養成講座の募集がかかったので、応募しました。宗像歴史観光ボランティアの会が始まってもうすぐ 20年で、私は 15期生です。 今、養成講座が 18期まで終わっています。
─ガイドになってから受ける講座もありますか。
ガイドになってからの勉強のための講座は何回もあります。例えば海の道むなかた館で開催される講座等へ参加し、復習や新しい内容について勉強をします。養成講座というのは、ガイド募集のための講座なので、それは 1年に 1回しかありません。
─ガイドの魅力を教えてください。
宗像大社や宗像のいいところをお話しすることで、お客様が興味深そうに相槌をしてくださります。伝わっているというのがわかるので嬉しいです。お客様に喜んで帰っていただけることが魅力です。
─宗像歴史観光ボランティアの会のホームページに「史跡ツアー」とあったのですが、どういったツアーですか?
得意な分野があるガイドがいるので、 スタッフとしてまず応募します。私は、鐘崎の織幡神社と鐘崎と八所宮の吉留地区と赤間宿の担当なので、そこのスタッフが集まって、どういうことをどれくらいの時間帯でこの場所ではこの話をしましょうっていうことを話し合います。ガイドの担当になったら、自分で調べ直して、練習のために 2回ぐらい 下見に行く時もあります。そして当日を迎えます。
─今回の検定で印象に残っている問題はありますか。
私が書けなくて残念だったのが 1つあって、「日本書紀に辺津宮はどんな漢字で出ていますか。」という趣旨の問題です。それはガイドとしても知っておかなきゃいけないことでした。目にはついていましたが、頭に入っていなかったことが悔しく、意欲につながりました。唯一、その問題だけは終わってからすぐ調べ直しました。
─沖ノ島検定上級を受けようか迷っている人がいたらどういう魅力があると伝えますか。
宗像のことを歴史的なこととあわせて、世界遺産も知ることができます。検定の受験会場は宗像なので、来る時に美味しいお魚食べて帰ってください。